nyagato’s blog

Programming and Photo

鹿児島Ruby会議01で発表しました

CfP Advent Calendar 2019の記事です。

先日行われた鹿児島Ruby会議01で、ruby-vipsについて発表しました。 Rails6からデフォルトで利用できるように成った、画像処理ライブラリlibvipsのラッパーであるruby-vipsについて紹介と導入事例をお伝えしました。

発表の中で2点ご質問を貰っておりましたので、補足の方をしようかと思います。

pdfの読み込みはできるのか?

.pdfloadというメソッドがあります。 引数に読み込みたいpdfファイルのファイル名(パス)を渡してあげれば、読み込むことができVips::Imageの戻り値が帰ります。 オプションで、読み込み対象のページの指定もできます。

画像に矩形などを書き込めるか?

以下のように任意の画像に対して矩形を描画することができます。

require ‘vips’

image = Vips::Image.black(16, 16) + 128
image = image.draw_rect 255, 10, 12, 1, 1

矩形以外にも、円やラインなどが用意されています。